傷んだ木のテーブル、修理か買い替えか?判断のしかた
ぐらつく、傷だらけ、水じみがある――そんなテーブルも、もう終わりとは限りません。無垢材の家具は、家の中で何度も修理・再塗装できる数少ないものの一つです。直す価値があるかの見分け方と、木工職人に見積もってもらう方法を紹介します。
まず、何でできているか
天板の縁と裏側を見てください。木目が縁をまたいで途切れずに続き、裏側とも一致していれば、おそらく無垢材です。別の素材の上に薄い木の層が貼ってあれば突き板。パーティクルボードの上に印刷やプラスチックのような表面があれば化粧板(ラミネート)です。
- 無垢材は研磨して塗り直せます。たいてい複数回可能です。
- 突き板も修理・再塗装できることが多いですが、慎重に。薄いので、強く研磨すると下地が出てしまいます。
- パーティクルボードの化粧板はきれいに直すのが難しく、特に水で板が膨らんでいる場合は困難です。
よくある傷みと一般的な直し方
脚のぐらつき、脚部のゆるみ。 たいていは接着の剥がれか金物のゆるみです。職人は継手をばらし、古い接着剤を取り除いて接着し直せます。ゆるんだ継手は使うほど悪化するので、これが最も価値のある修理になることも多いです。
傷、塗装の摩耗、日焼け。 再塗装です。古い塗装を剥離するか研磨で落とし、表面を補修して、新しく塗り直します。
白い水じみ。 木の傷みではなく、塗膜の中に閉じ込められた湿気であることが多いです。全面を塗り直さずに消せることもあります。
黒い水じみ、焦げ、深いえぐれ。 これらは木の中まで達しています。埋めて補色する方法から研磨で削り取る方法まであり、無垢材で深すぎなければ削り取ることも可能です。
割れ、ひび。 まず、なぜ割れたのかを確かめましょう。季節の動きを逃がせないように天板が固定されていたことがよくあります。良い修理は割れだけでなく、原因(固定方法)も直します。
折れた部材。 折れた脚や欠けた見切り材は、合う木で作り直せることが多いです。
買い替えのほうが理にかなうとき
- 水で傷んだ化粧板やパーティクルボードの家具。
- 思い入れのないテーブルで、修理費が同等の新品より高くなる場合。
- そもそも部屋に合っていなかったテーブル。合うものをオーダーする良い機会かもしれません。
思い入れは大切です。家族のテーブルなら、お金の比較だけでは割に合わない修理でも、する価値があることが多いものです。
再塗装の計画
再塗装するなら、仕上げは職人と相談して決めましょう。自然な見た目と補修のしやすさならオイル、より丈夫な表面ならニスかウレタンです。塗料の使用量計算ツールで天板に必要な塗料の量を見積もれるので、その部分の費用を把握したいときや、最後の塗り重ねを自分でしたいときに役立ちます。
修理依頼の書き方
- 家具全体のはっきりした写真と、問題箇所ごとのアップ写真。
- 寸法と、天板が脚部から外れるかどうか。
- 希望内容:構造の修理、再塗装、またはその両方。
- わかる範囲の経緯:年数、過去の修理、傷んだ原因。
- 職人の工房へ持ち込めるか、引き取りが必要か。
- スケジュールと予算。
最終的な金額を出す前に実物を見たいという職人もいます。The Spool Listでは修理を一度投稿すれば、認証済みの木工職人がほかの仕事と同じように見積もりを出します。承認したときに支払い、代金はプラットフォームが預かり、作業の完了をあなたが確認した時点で職人に支払われます。