本棚の棚板はどれくらいの厚さが必要?たわみの仕組み

棚板のたわみは本棚で最も多い不満ですが、ほとんどの場合、悪い板のせいではなく設計の問題です。良いニュースは、たわみは予測できるということ。つまり、作る前に設計で防げます。

棚板がたわむ理由

両端を支えられた棚板は、単純支持の梁と考えられます。等分布荷重がかかったときの中央のたわみは、次の式で計算されます。

δ = 5wL⁴ ÷(384EI)

wは単位長さあたりの荷重、Lは支点間のスパン、Eは木材の硬さ(ヤング係数)、Iは棚板の断面で決まり、奥行き × 厚み³ ÷ 12 です。

計算しなくても、何が効くかはわかります。

どれくらいのたわみが許容範囲?

木工でよく使われる目安は、スパン1フィートあたり約0.02インチ未満に抑えること。多くの人が気づかないレベルです。あくまで目安で、建築基準ではありません。棚のたわみ計算ツールは、樹種、スパン、厚み、荷重から式を計算して目安と比較し、目安を満たすのに必要な厚みを教えてくれます。

木材にはクリープもあります。何年も荷重がかかった棚板は、最初のたわみからさらにゆっくりとたわみ続けます。設計が限界に近いなら余裕を持たせましょう。

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